ストレスは体に悪くない!!

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最近読んだ本の話です。

スタンフォードのストレスを力に変える教室」 著;ケリー・マクゴニガル

 

 

スタンフォード大学生涯教育プログラムの講座「ストレスの新しい科学」に基づいて編集された、じつに読み応えのある一冊を見つけました。

 

ストレスは体に悪い、と誰もが思っていたことと思います。もちろん私も、そう思って、いかにストレスを流すか、ストレスのないところへ移るか、そんな、「ストレス除去法」に必死になっていました。

 

そんな考え方を逆転する研究結果が出てきているそうです。

 

ストレスが身体に影響する、害になるという思い込み、それ自体が悪影響の現況であっただけで、実際は ストレスホルモンを投与された結果、レジリエンス(回復力)が高まり、病状が回復したそうです。

また、子供のサルを母親から引き離す実験をしたところ、子供のサルは情緒不安定に育つだろうと予測したが、逆に幼児期のストレスがレジリエンスにつながり、物怖じしない性格に育ったそうです。過保護に育てられた子供サルより、過酷な環境で育った子の方が結果オーライだったなんて。

 

ストレスホルモンは人生をよりよくするために利用できる、というケリー・マクゴニガル博士の著書に感銘しました。

 

ストレスのせいで人生が狂ってしまった、だめになってしまったと思い悩んで必死に

ストレス除去に何万円もお金を使っている人に、ぜひ読んでいただきたいと思います。

 

 

マリアより。(*^▽^*)/